Appleが「N50」というコードネームでスマートグラスの開発を継続していると報じられています。このデバイスは、周囲の環境を分析し着用者に情報を提供するApple Intelligence搭載デバイスとなる見込みだということです。
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者が、Appleは「N50」というコードネームでスマートグラスの開発を続けていると、最新ニュースレターで伝えています。
Mark Gurman記者によれば、「N50」はまだ市場に投入される段階ではないものの、メガネをApple Intelligenceデバイスへと変えるというアイデアを実現させたいそう。このスマートグラスは、完全な拡張現実（AR）機能には程遠いですが、周囲の環境を分析し、着用者に情報を提供する機能を持つとされています。
また、Appleはカメラ搭載型AirPodsも同時に開発中で、「N80」に期待される機能と同じものを提供する計画です。Mark Gurman記者は「なぜAppleは両方の製品が必要なのか」という点について、「一日中耳にデバイスを装着したくないと考える相当数の消費者が存在する」と説明しています。
Appleは昨年11月、「Atlas」と呼ばれる取り組みが開始され、スマートグラス市場への参入を模索していると伝えられています。また今年2月には、スタンドアロンのARグラスに引き続き取り組んでいると報じられています。
これまでの報道と「N50」と呼ばれるデバイスが、同じプロジェクトで進行しているかは不明です。
