
Appleが6月9日からWWDC 2025を開催すると発表しました。今回公開されたカンファレンスロゴには、次期OSとなるiOS 19で予想される大規模なデザイン刷新を示唆する要素が含まれている可能性があります。

Appleは3月25日、年次開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)2025」の開催日程を正式に発表しました。今回のWWDCロゴ、特に「25」の数字部分にはvisionOS風の微妙な半透明感が取り入れられています。これは複数の情報筋が指摘するiOS 19の新デザイン方向性と一致しています。
新しいiOS 19は、Apple Vision Proの「visionOS」に着想を得た、より透明感のあるデザインを特徴とする予測されています。半透明のアプリアイコンやメニュー、ガラスのような質感が全体に取り入れられると予想されています。

このデザイン刷新はiOSだけにとどまらず、iPadOS 19やmacOS 16にも適用される見通しで、Appleのプラットフォーム全体の統一感が高まると考えられています。
具体的なデザイン変更の一例として、Appleのリーク情報で定評のあるJon Prosser氏は、1月にリデザインされたカメラアプリのイメージを公開しました。Jon Prosser氏によると、新しいカメラアプリは半透明のメニューとボタン、より大きなビューファインダーを特徴としています。
iOS 19、カメラアプリのデザインを大幅に刷新する可能性また、Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者は、visionOS風のデザイン変更がアプリ、アイコン、通知システムなどiOSの他のインターフェイスにも広がると伝えており、iOS 7以来最も重要なデザイン変更になると予測しています。
Apple、iPhoneやMacのインターフェースを大幅刷新へJon Prosser氏は他にも、iOS 19のスクリーンショットを動画で公開していますが、Mark Gurman記者は「出回っているiOS 19の画像は、非常に古いビルドか、重要な機能が欠けている」と指摘し、過去にiOS 7の画像が発表の6か月前にリークされた時も、実際のものとは非常に違っていたと述べています。
For example, this was a real iOS 7 image from 6 months prior to its announcement. Obviously the actual thing was very different. https://t.co/XkkIdN7Ehv pic.twitter.com/GBxf43rwvl
— Mark Gurman (@markgurman) March 25, 2025