
Appleの次世代スマートホームデバイスとして噂されているディスプレイ搭載型HomePodの生産開始が延期されたと伝えられています。著名アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、当初予定されていた2025年第1四半期からWWDC後の第3四半期へと延期されることになったとのことです。

Appleが開発中とされるディスプレイ搭載の新型HomePodの発表が、当初の予定よりも遅れる見込みであると伝えられています。Apple関連の情報に詳しいアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると、このデバイスはAppleの次期OSであるiOS 19とのデザイン統一を確保するために、WWDC 2025以降に延期されるといいます。
Three months ago, I predicted that mass production of the new display-equipped HomePod would slip from 1Q25 to 3Q25 (after WWDC) due to software development issues. Beyond Apple Intelligence, the issues also involve ensuring the HomePod’s interface aligns with new OS updates… https://t.co/wg4EazzTW3
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 12, 2025
Ming-Chi Kuo氏は今回の延期について、主に2つの要因を指摘しています。第一に「ソフトウェア開発の問題」で、特にApple Intelligenceに関連する開発の遅れが影響していると見られています。実際、先週アップルは昨年のWWDC 2024で発表していたパーソナライズ機能を強化した新しいSiriの機能について「2026年に延期する」と発表したばかりです。
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman氏も、Appleが開発中のディスプレイを備えたスマートホームタブ(コードネーム「J490」)は、Siriの新機能に依存している部分があり、Siriの開発が遅れていることから、デバイス自体の発表も延期されたと伝えています。
WWDC後で、iOS 19とのインターフェイスと統一されるとなると、早くとも今秋以降。Siriの新機能と同時期となると、2026年以降になる可能性があります。