Appleのディスプレイ搭載HomePod、WWDC以降に延期か。iOS 19とのデザイン統一を優先

Appleのディスプレイ搭載HomePod、WWDC以降に延期か。iOS 19とのデザイン統一を優先

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Appleの次世代スマートホームデバイスとして噂されているディスプレイ搭載型HomePodの生産開始が延期されたと伝えられています。著名アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、当初予定されていた2025年第1四半期からWWDC後の第3四半期へと延期されることになったとのことです。

Appleが開発中とされるディスプレイ搭載の新型HomePodの発表が、当初の予定よりも遅れる見込みであると伝えられています。Apple関連の情報に詳しいアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると、このデバイスはAppleの次期OSであるiOS 19とのデザイン統一を確保するために、WWDC 2025以降に延期されるといいます。

Ming-Chi Kuo氏は今回の延期について、主に2つの要因を指摘しています。第一に「ソフトウェア開発の問題」で、特にApple Intelligenceに関連する開発の遅れが影響していると見られています。実際、先週アップルは昨年のWWDC 2024で発表していたパーソナライズ機能を強化した新しいSiriの機能について「2026年に延期する」と発表したばかりです。

Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman氏も、Appleが開発中のディスプレイを備えたスマートホームタブ(コードネーム「J490」)は、Siriの新機能に依存している部分があり、Siriの開発が遅れていることから、デバイス自体の発表も延期されたと伝えています。

WWDC後で、iOS 19とのインターフェイスと統一されるとなると、早くとも今秋以降。Siriの新機能と同時期となると、2026年以降になる可能性があります。