
Appleが18.8インチの折りたたみ式iPad Proの試作機に、ディスプレイ下埋め込み型Face ID技術を搭載しているとの情報が明らかになりました。

Appleが、18.8インチの折りたたみ式iPad Proの試作機を開発中であり、ディスプレイ下にFace IDを埋め込む技術をテストしていると報告されています。
中国のSNS「Weibo」で活動するリーカー、Digital Chat Station氏によれば、この試作機は「超構造レンズ」を採用し、Face IDの受信機と送信機のコンポーネントをディスプレイ下に統合した3D顔認識を実現しているとのことです。
これまで、ディスプレイ下埋め込み型Face IDは将来のiPhone向けに噂されてきましたが、まだApple製品には搭載されていません。今回の情報は、Appleの折りたたみ式デバイスにおける初のディスプレイ下Face IDの採用を示唆しています。
Display Supply Chain Consultants(DSCC)のアナリストによれば、Appleは2027年にOLEDディスプレイを搭載した18.8インチの折りたたみ式iPad Proを発売する計画があるとされています。Appleの情報で定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏は、LGが20.2インチまたは18.8インチの折りたたみ式スクリーンを持つMacBook向けのディスプレイパネルの量産を2025年第4四半期に開始する予定であると報告しています。
またBloombergのMark Gurman記者は、Appleは2028年に2枚のiPad Proを並べたサイズに匹敵する巨大な折りたたみデバイスの発売を計画していると伝えています。