
Appleが開発を進めているスマートホームハブが、当初予定されていた3月の発表から延期されたことが明らかになりました。BloombergのMark Gurman氏によると、この遅延はSiriの新機能開発の遅れに関連しているといいます。

Appleは、iPadのような画面を備えたスマートホームハブを開発中だと予測されています。Bloombergの報道によると、このデバイスは「J490」というコードネームで呼ばれ、ホームコントロール機能を中心に設計されています。
当初、Appleはこのスマートホームハブを2025年3月に発表する計画だと報じられていました。しかし、BloombergのMark Gurman氏による最新ニュースレターによると、新しいスマートホームハブはAppleが並行して開発を進めているSiriの新機能に依存している部分があり、Siriの開発が遅れていることから、デバイス自体の発表も延期されたとのこと。
Mark Gurman氏によると、Appleはスマートホームハブの社内テストプログラムを公開し、選ばれた社員が自宅に持ち帰り、頻繁にフィードバックを提供できるようにしているそうです。
「よりパーソナライズされたSiri」は2026年に延期されたことが明らかになっているため、新しいスマートホームハブの登場も2026年以降になる可能性が高いと考えられます。