
Appleが開発中と予測される折りたたみ式iPhoneが、ブック型デザインを採用し、価格は2000ドル以上になる可能性があると予測されています。

Apple製品の情報に定評のあるアナリスト、Ming-Chi Kuo氏が、折りたたみ式iPhoneに関する新たな予測を発表しました。同氏によれば、この新型デバイスはブック型のデザインを採用し、価格は2000ドル以上になる可能性が高いとのことです。
Apple's First Foldable iPhone Predictions: Market Positioning, Hardware Specs, Development Schedule, and Shipment Estimates
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 6, 2025
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折りたたみスマートフォン市場は近年急速に拡大しており、SamsungやHuaweiなどの競合他社がすでに複数のモデルを展開しています。Appleはこれまで折りたたみ式デバイスに関して慎重な姿勢を見せていましたが、今回の予測により、同社がついに市場参入を果たす可能性が示唆されています。
Kuo氏の予測によると、折りたたみ式iPhoneの特徴は以下のとおり。
- 第1世代の折りたたみ式iPhoneは、2000ドル以上、2500ドル以下の価格との予測
- TouchIDがサイドボタンとして復活し、FaceIDは厚みと内部スペースの制約から搭載されない可能性
- 折りたたみ式iPhoneはブック型のデザインを採用し、折り目のない約7.8インチのディスプレイ(内側)と約5.5インチの外側ディスプレイが特徴
- 背面カメラはデュアルレンズ、前面カメラは1つで折りたたんだ状態でも広げた状態でも撮影可能
- 折りたたんだときの厚さは9〜9.5mm、広げたときの厚さは4.5〜4.8mm
- ヒンジはステンレスとチタンを組み合わせ、ケースはチタン
- 超薄型iPhone 17(iPhone 17 Air?)と同じ高密度バッテリーセルを採用
最終的な仕様は、2025年第2四半期中に決定し、正式なプロジェクトが第3四半期にキックオフされ、2026年第4四半期に量産が予定されているとのこと。
また、第2世代の折りたたみ式iPhoneは、2027年下半期に量産が開始される見込みということです。