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AppleのAI機能「Apple Intelligence」が、2025年4月より日本語を含む8つの新言語に対応し、ほぼ全世界で利用可能となります。この発表は、ティム・クックCEOが2024年第4四半期決算説明会で予告していた通りの動きです。
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Appleは2月21日、同社のパーソナルインテリジェンスシステム「Apple Intelligence」が4月に大規模なアップデートを行い、新たに日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字)の8言語に対応すると発表しました。
このアップデートにより、Apple Intelligenceは世界中のほとんどすべての地域で利用可能となります。さらに、インドとシンガポールでは英語のローカライズも実施される予定です。
この発表は、ティム・クックCEOが2024年第4四半期決算説明会で予告していた内容を具体化したものです。
Apple Intelligenceの対応地域拡大は、iOS 18.4、iPadOS 18.4、およびmacOS Sequoia 15.4のリリースを通じて実現されます。これにより、対応デバイスを持つユーザーは文章の校正や要約、画像編集機能など、多岐にわたる機能を利用できるようになります。
開発者向けには、同日よりベータ版の配信を開始。Appleは、今後数か月の間にSiriのさらなる機能強化を含む新機能を追加し、Apple Intelligenceの拡張を続けるとしています。