Appleが、27インチのミニLEDバックライトを搭載した新型ディスプレイを開発しているとの情報が伝えられています。このディスプレイは、2022年に発売されたStudio Displayの後継モデルとなる可能性があり、2025年後半から2026年初頭にかけてのリリースが予想されています。
ディスプレイ業界の著名なアナリスト、Ross Young氏によると、AppleはEpistar社製のミニLEDを使用し、LGディスプレイがパネルを供給する27インチの新型ディスプレイを開発中とのことです。Xのサブスクライバー向けの投稿で伝えています。
現行のStudio Displayは5K解像度のLEDパネルを採用していますが、新モデルではミニLED技術の導入により、コントラストや黒の表現力、さらには全体的な明るさの向上が期待されるとのこと。
ミニLED技術は、従来のLEDバックライトに比べて、より多くの局所調光ゾーンを持ち、映像コンテンツに応じて個別に点灯・消灯が可能です。これにより、より深い黒と均一な明るさを実現し、映像の質が大幅に向上します。
Appleは既にMacBook ProやiPad Proなどの製品でミニLED技術を採用しています。
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者もこの情報を確認しており、新型ディスプレイのコードネームは「J427」で、2026年までに登場すると述べています。
Ross Young氏は新しいディスプレイがThunderbolt 5に対応し、リフレッシュレートが120Hzに達する可能性も示唆しています。具体的な仕様や価格については未だ明らかになっていません。