InstagramのテキストベースのSNSであるThreadsが、広告配信のテストを開始すると発表しています。まずは米国と日本の「一握りのブランド」から開始されるとのこと。
MetaのInstagramが提供するテキストベースのSNS「Threads」が、広告配信のテストを開始すると案内されています。
Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏が自身のThreadsで、「米国と日本の一握りのブランドと、Threadsでの広告の小規模なテストを開始しています」と案内しました。
Adam Mosseri氏は「どのように広告にアプローチすべきかについて多くのフィードバックがあることは承知しています。 スレッドの広告がオーガニック・コンテンツと同じくらい興味深いものになることを目標に、より広範囲に拡大する前に、このテストを注意深く監視していきます」と述べています。
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MetaのMark Zuckerberg CEOは過去(2023年7月)、収益化について当面は行わない方針を示していました。
「私たちのアプローチは、他のすべての製品と同じです。まず製品をうまく機能させ、そして100億人への道を明確に進めるかどうかを確かめ、その時点で収益化を考えるのみです」
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MetaがThreadsに広告配信を開始する計画については、昨年11月にThe Informationが「Threadsでの広告の表示はが、2025年初頭から開始される予定」と報じていました。
Instagramのヘルプセンターに追加された「Threadsの広告について」という項目によると、ThreadsとInstagramのアクティビティや投稿によって、関連性の高い広告が表示されるようです。
利用者の情報の一部は、利用者の興味に合う関連性の高いビジネスからの広告を表示するために使用されます。
以下に、広告の表示に使用される情報の例を示します。
Threadsの広告について | Instagramヘルプセンター
- ThreadsとInstagramでの利用者のアクティビティ。例えば、フォローしている人や「いいね!」した投稿に基づいて広告が表示される場合があります。
- ThreadsやInstagramで作成した投稿やアクションを実行した投稿の内容。
- Metaのテクノロジー外での利用者のアクティビティ
- メールアドレスなど、パートナー企業から提供された情報。