Instagramは以前から予告していたとおり、13歳から17歳の日本国内ユーザー向けに、新たな「ティーンアカウント」システムを本日から順次導入開始すると発表しました。
Instagramを運営するMetaは、日本国内の18歳未満のユーザーを対象に、安全性とプライバシーをより重視した「ティーンアカウント」の仕組みを導入すると発表しました。
「ティーンアカウント」は昨年9月以降、米国、イギリス、カナダ、オーストラリア、EUに提供しているもので、日本でも1月から提供すると予告されていました。
ティーンアカウントを通じて10代ユーザーのアプリ体験を再構築することが狙いで、保護者へのサポート強化、適切な保護機能で子どもが安全と安心感を得られるようにデザインされているとのこと。
ティーンアカウントは、以下のような機能が自動的に適用され、16歳未満のユーザーが変更するには保護者の承認が必要になります。
- デフォルトで非公開アカウントに設定
- 午後10時から午前7時までのスリープモードを自動適用
- 1日の利用時間を60分に制限
- メッセージ送信は、フォロー承認済みユーザーのみ可能
- タグ付けとメンションは、フォロー中のユーザーのみ許可
- 不適切な単語は自動的に削除
- 子どものアプリ利用時間の設定
- 利用可能な時間帯の制限
- 過去7日間のメッセージ送信相手の確認
- 閲覧中のトピック把握
- 不適切なコンテンツの自動非表示
- 16歳未満は保護者の許可なく設定変更不可
Meta日本法人 Facebook Japanの代表取締役である味澤将宏氏は、「Instagramのティーンアカウントは、保護者の見守りのもとで有意義に利活用ができるよう設計されているのが特長です。お子さんがティーンアカウントに移行するのをきっかけに、SNSの使い方について改めて話す機会を持ってみてはいかがでしょうか」と述べています。
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