Metaが、米国でのTikTokおよびCapCutの禁止を受けて、新しいモバイルビデオ編集アプリ「Edits」を発表しました。
Instagramの責任者であるアダム・モセリ氏は、Threadsで新アプリ「Edits」を発表しました。このアプリは、スマートフォンでビデオを作成する人々のために開発されたツールで、クリエイターに最高の編集環境を提供することを目指していると説明しています。
現在米国ではTikTokの規制がどうなるのか注目されており、ByteDance社の提供するアプリがApp Storeからダウンロードおよびアップデートすることができなくなっています。
人気の動画編集アプリ「CapCut」もこの影響でダウンロードできなくなっている状況で、これに対抗する動画編集アプリ「Edits」が発表されました。
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Editsは、以下の特徴的な機能を備えていると発表されています。
- 編集ツール
- ウォーターマークなしでエクスポート
- 作成した動画を自由にどのプラットフォームにも共有可能。
- ドラフト(下書き)や動画を一括管理
- 最大10分の高品質クリップを撮影&すぐに編集
- 1080pでInstagramへ簡単に共有
- フレーム単位の精密編集
- カメラ設定が充実
- 解像度、フレームレート、ダイナミックレンジなどをカスタマイズでき、フラッシュやズームも強化。
- AIアニメーション機能
- 画像をアニメーション化して動きのある映像を作成可能。
- グリーンスクリーンやオーバーレイ機能
- 背景を自由に差し替えたり、別の動画を重ねて表現を拡張できる。
- さまざまなフォント、サウンド、ボイスエフェクト、動画フィルター、スタンプなどを追加可能。
- ボイスをクリアにし、不要な雑音を除去して聞きやすく。
- 自動キャプション生成・カスタマイズ
- 話している内容を自動で字幕化し、表示スタイルも自在に変更可能。
- Reelsコンテンツなどの分析ツール
- ライブインサイトダッシュボード
- リールのパフォーマンスをリアルタイムで追跡し、結果を可視化。
- フォロワー・非フォロワー別のエンゲージメント分析
- どの層がより動画を見ているか詳細なレポートを確認可能。
- おすすめ表示に影響する指標の把握
- スキップ率などがリールのおすすめにどう影響するかを理解できる。
- 視聴者に響くコンテンツの計画
アプリのリリース日は、iOS版は2025年3月13日と案内されており、予約注文ができるようになっています。アプリの価格は無料で、日本語にも対応します。
「Edits, an Instagram app」をApp Storeで