OpenAIのサム・アルトマンCEOが、月額200ドルのChatGPT Proプランが予想以上の利用により現在赤字であることを明らかにしました。
OpenAIのサム・アルトマンは、ChatGPT Proプランを利用するユーザーが予想以上に多く、損失が発生していると述べています。
insane thing: we are currently losing money on openai pro subscriptions!
— Sam Altman (@sama) January 6, 2025
people use it much more than we expected.
ChatGPT Proは、高度なAIモデル「o1 Pro」へのアクセスや、Soraビデオジェネレーターなど、複数のツールの制限解除を提供しています。
OpenAIはこれまで約200億ドルの調達をしていますが、2024年は売上が37億ドルに対し、50億円の損失を見込んでいると報じられていました。
ChatGPT Proプランで損益が発生している理由は明言されていませんが、Proプランのユーザーにはヘビーユーザーが多く、コストに見合う収益が得られていない可能性や、そもそもの価格設定が月額200ドル(約3万円)では安すぎた可能性が考えられます。
今後どのような対策をしてくるか不明ですが、従量課金の導入や各ツールの利用量の制限、月額料金の値上げなどが検討されているかもしれないですね。