iOS 18での機能リリースが計画よりも遅れ、その影響が次期OSであるiOS 19にも及ぶ可能性が浮上している。Bloombergの著名記者Mark Gurman氏の指摘によると、エンジニアたちは依然としてiOS 18に足止めされ、通常であれば既に次期OSに注力するはずの時期に、前世代への対応に追われているといいます。
Appleは新OSを毎年秋頃にリリースし、その後のアップデートで徐々に機能を拡充していく流れを継続してきました。
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者が、iOS 18は当初想定されていた機能群の一部がiOS 18.4まで持ち越されるなど、計画通りの開発ペースを維持できていない。この「段階的リリース」が結果的にエンジニアの負担を増やし、iOS 19で予定している新機能群にも遅れが生じつつあると述べています。
背景には、Appleが近年注力している新技術や、より高度なパーソナライゼーション、アクセシビリティ強化など、多岐にわたる開発領域が存在するとみられています。
通常、次期OSの中核機能開発にはこの時期すでに大半のリソースが振り分けられるそうですが、iOS 18に残された作業量がそれを阻んでいるようです。
iOS 18の新機能リリースが遅延することで、iOS 19のリリース直後からの機能整備計画にも影響が及ぶ可能性があると指摘されています。
I continue to hear that the gradual rollout of features across iOS 18 to iOS 18.4 is leading to delays of some features scheduled for iOS 19. That will lead to a long term rollout of features next cycle as well. Engineers are stuck working on iOS 18 projects when they’d usually…
— Mark Gurman (@markgurman) December 12, 2024