ByteDanceが運営する音楽ストリーミングサービス「TikTok Music」が、2024年11月28日をもって世界規模で終了することが発表されました。
ByteDanceが運営する音楽ストリーミングサービス「TikTok Music」が、2024年11月28日をもって世界規模で終了します。
TikTok Musicは、ByteDanceが以前展開していた「Resso」というサービスを基に開発され、2019年にインドとインドネシアでサービスを開始。その後ブラジルにも拡大しました。
2023年には、ブラジルとインドネシアのRessoユーザーがTikTok Musicに移行。シンガポール、オーストラリア、メキシコにもサービスが拡大されました。
TikTokは音楽を発見するプラットフォームとしても人気を集め、アーティストや楽曲に短期間で人気を獲得するチャンネルとして貢献してきました。ByteDanceは、この人気を活かして自社エコシステム内での音楽ストリーミングを推し進めていましたが、この試みは成功しなかったようです。
また、TikTokは音楽業界との関係も不安定で、Universal Music Group(UMG)はTikTokとの契約を1月末で終了。その後、5月には新たなライセンス契約を結ぶことになる事態も起こっていました。