X、ブロック機能を仕様変更へ。ブロックした相手でも公開投稿は閲覧可能に

X、ブロック機能を仕様変更へ。ブロックした相手でも公開投稿は閲覧可能に

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X(旧Twitter)が、ブロック機能の仕様を大幅に変更すると、イーロン・マスク氏が発表しました。新しいブロック機能では、ブロックされたユーザーでも、公開投稿は閲覧できるようになります。

X(旧Twitter)が、ブロック機能を変更するようです。Xのオーナーであるイーロン・マスク氏はブロック機能の変更について「High time this happened.(いまがその時だ)」と述べています。

新しい仕様のブロック機能では、以下のような変更が行われます。

  • ブロックされたユーザーは、ブロックしたアカウントの公開投稿を見ることができるようになります。
  • ただし、ブロックされたユーザーは引き続き、ブロックしたアカウントとの対話(リポスト、引用、返信など)はできません。
  • ブロックされたユーザーが対象アカウントにアクセスした際、「ブロックされています...」というメッセージが表示されなくなる可能性があります。

イーロン・マスク氏は、「ブロック機能は、そのアカウントと関わりをブロックしますが、公開された投稿を見ることはブロックしません」と述べています。

以前からイーロン・マスク氏は、ブロック機能について言及していました。

現状でもブロックされたユーザーがログアウトすれば、公開投稿を閲覧することができるため、完全にシャットダウンするのは難しいことや、ブロックされたユーザーが不適切な投稿を特定し報告することができなくなる、という問題がありました。

またXのエンジニアリングチームのアカウントでも今年5月、ブロック機能を変更するとアナウンスされていました。

XはTwitterと呼ばれていた時代からブロック機能を巡る変更を続けています。以前はユーザーからの反発を受け、変更した仕様をロールバックした事案もありました。今回はイーロン・マスク氏の強い意志がありそうなので、変更が覆る可能性は低そうです。