Instagram、18歳未満のユーザーを自動的に非公開アカウントに変更。日本は来年1月に実施予定

Instagram、18歳未満のユーザーを自動的に非公開アカウントに変更。日本は来年1月に実施予定

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Instagramは9月17日(米国時間)、18歳未満のユーザーを対象とした新たな保護機能を導入することを発表しました。この取り組みは、若年層のオンライン安全性を高めることを目的としています。

Metaは、Instagramの10代ユーザーを対象に「ティーンアカウント」を導入すると発表しました。

10代のユーザーが、Instagramを通じてコミュニケーションできる人や、見ることができるコンテンツを制限する保護機能で、13歳から17歳のユーザーは自動的にティーンアカウントに設定されます。

米国、イギリス、カナダ、オーストラリアでは60日以内に提供を開始。EUでも年内に対応予定とのこと。日本を含むその他の国は、来年1月にティーンアカウントが提供されます。

ティーンアカウントは、デフォルトで非公開アカウントになります。メッセージは、自分がフォローしているユーザーからのみ受け取ることが可能です。

「不適切なコンテンツをコントロール」の設定は、最も制限度の高い設定が自動的に適用され、発見タブやリールで表示されるコンテンツが制限されます。

また、午後10時から午前7時まではスリープモードが適用され、通知をミュートにし、DMには自動返信メッセージが送信されます。

16歳未満のユーザーが設定を変更するには、保護者の承認が必要になります。16歳以上のユーザーであっても、保護者がペアレンタルコントロールをオンにすると、子どもの年齢に関わらず、設定の変更を保護者の承認を必要にすることができます。

Instagramはティーンアカウント導入にあたり、10代のユーザーが年齢を偽る可能性があるため、多くの場面で年齢認証を求める取り組みを進めているとのこと。

成人の生年月日で登録されていても、10代のユーザーと思われるアカウントを見つける技術も開発中だといい、来年早々に米国でテストを開始する予定としています。

Meta日本法人 Facebook Japan代表取締役の味澤将宏氏は自身のThreadsで、「私自身も10代の子どもを持つ親として、安全なSNS利用のための取り組みには高い関心があります。日本で導入するのは来年1月の予定ですが、子どもとSNSの使い方について話し合う良い機会にもなりそうです」と述べています。

投稿者: @masaajisawa
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