Appleが新製品として発表したUSB-Cを搭載したAirPods Maxですが、期待されていたH2チップは搭載されず、中身は初代モデルと全く同じという残念な新製品でした。
Appleが2020年に発売したハイエンドヘッドホン「AirPods Max」が、約4年ぶりにアップデートされました。しかし、その内容はかなり期待外れでした。
9月10日に開催された「It's Glowtime」イベントで、アップルはAirPods Maxの新モデルを発表。主な変更点は以下の2つ。
- 充電ポートがLightningからUSB-Cに変更
- 新しいカラーバリエーションの追加
この2点の変更は大いに素晴らしいのですが、それ以外については初代モデルと全く同じ仕様になっています。
同時に発表された新しいAirPods(第4世代)に搭載されたH2チップがAirPods Maxにも搭載されることが期待されていましたが、初代と変わらずH1チップを搭載しています。
H2チップは、適応型オーディオやアクティブノイズキャンセリングの向上などに必要となっていますが、AirPods Maxでは新モデルでもこれらは対応しません。
しかも価格は据え置き。カラバリを追加してUSB-C搭載したもの、4年前に発売したモデルが、目立ったアップデートが行われず、未だに同じ価格で販売され続けているというのは、色々な意味ですごいことですね。
AirPods Max - Apple(日本)