Appleが赤外線カメラを搭載した新型AirPodsを開発中であることが明らかになりました。著名アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、この新型AirPodsは2026年までに量産が開始される見込みです。
Appleの未発表情報で定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏が、AppleがIRカメラ(赤外線カメラ)を搭載した新型AirPodsを開発中だと伝えています。
配備IR相機的新款AirPods可望提升人機交互體驗與強化Apple空間音訊/空間運算生態 / New IR Camera-Equipped AirPods to Enhance User-Device Interaction and Strengthen Apple’s Spatial Audio/Computing Ecosystemhttps://t.co/q2xcNwwtUg
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) June 30, 2024
新型AirPodsに搭載される赤外線カメラは、iPhoneやiPadのFace IDモジュールで使用されているものと同様のテクノロジーを採用するとされています。
この新機能の主な目的は、Apple Vision Proやその他のAppleヘッドセットとの連携を強化し、空間オーディオ体験を向上させることにあります。
具体的な使用例として、ユーザーがVision Proを装着しながら新型AirPodsを使用して動画を視聴する際、頭の向きに応じて特定の方向の音源を強調することで、より没入感のある空間オーディオ体験を提供することが可能になるそうです。
さらに、この赤外線カメラは環境の変化を検知し、空中でのジェスチャー操作を可能にすることで、人間とデバイスのインタラクションを強化する可能性もあるとKuo氏は指摘しています。
Appleはこの新型AirPodsを、2026年までに量産する計画だということです。