Appleは、iPhoneやApple Watch、MacBook Proなどのデバイスを、今後2〜3年のうちに大幅に薄型化する計画があるようです。その布石となったのは、5月に登場した新型iPad Proだと指摘されています。
Appleが先日発表した新型iPad Proは、歴代モデルのなかでも最も薄い5.1mmという筐体で登場しました。
Appleの情報に信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者による最新ニュースレターによると、この新型iPad Proは、iPhoneやその他のデバイスの薄型化に向けた布石である、と伝えられています。
Mark Gurman記者は、Appleは過去数年間、デバイスが厚く変化してきたことを指摘。MacBook Proは、寄り大きなバッテリー、より協力なプロセッサー、より多くのポートを搭載するために厚く変化。Apple Watchも、より多くの機能と長いバッテリーライフを備えるために、筐体の大きなUltraが追加。iPhoneも、少し厚みを増し、より良いカメラとバッテリーを搭載してきました。
しかし、今年5月に発表された新型iPad Proは、バッテリー持続時間は従来モデルと同じで、有機EL(OLED)のディスプレイとM4チップを搭載し、これまで以上のパワーを得ながらも、iPadシリーズとして歴代最薄のモデルとして登場しました。つまり、Appleは主要な新機能を追加しながら、デバイスを薄くする方法を再び見出したと、Mark Gurman記者は指摘。そして、このアプローチが今後2〜3年のうちに他のデバイスにも波及していくことを期待している、と述べています。
Mark Gurman記者は、Appleは2025年のiPhone 17シリーズに向けて、大幅に薄型化したモデルの開発に注力していて、MacBook ProとApple Watchも薄型化に取り組んでいると伝えています。