Metaが提供しているSNS「Threads」に、独自のファクトチェック機能が導入されていることが明らかになりました。第三者のファクトチェック・パートナーが協力しているとのこと。
FacebookやInstagramを提供している米大手テック企業のMetaが、X(旧Twitter)に対抗して提供しているテキストベースのSNS「Threads」に、独自のファクトチェック機能を導入したことが明らかになりました。
ThreadsはInstagramチームによって開発されたSNSで、責任者はInstagramのトップであるAdam Mosseri氏が担当しています。独自のファクトチェック機能導入については、Adam Mosseri氏がThreadsで明らかにしました。
投稿者: @mosseriThreadsで見る
Adam Mosseri氏は、「最近、第三者のファクトチェック・パートナーがスレッド上の偽コンテンツをレビューし、評価する機能を導入しました」と述べています。
これまではFacebookやInstagramでファクトチェックされた内容をもとに、Threadsでほぼ同一の虚偽コンテンツをマッチングすることで、ファクトチェックを代替していたとのこと。
Metaの月間アクティブユーザー数は1億5000万人。米国内に限ると3000万人と推計されています。今年は米大統領選があるため、ファクトチェックを強化したと考えられますが、特に明言はされていません。
Metaは今年2月、政治的なコンテンツをInstagramとThreadsでは積極的なレコメンドをしないと発表。InstagramとThreadsで、どうしても政治的なコンテンツをレコメンドしてほしい場合は、ユーザーが自らオプトインできるようにしています。この機能は、今後Facebookでも提供されます。