Appleの空間コンピュータ「Apple Visio Pro」が、6月に開催されるWWDCの後に、販売国が大幅に拡大すると報じられています。予測される販売拡大の対象として、日本も含まれています。
BloombergのMark Gurman記者が、AppleはVison Proを米国外で販売開始する準備を行っていると報じています。
販売拡大となる国は、中国、日本、韓国、オーストラリア、フランス、ドイツの6か国。この件に詳しい関係者からの話しとして、AppleはVision Proのデモンストレーションを行うため、数百人の海外店舗の従業員をApple Parkに呼び、トレーニングを開始したと伝えています。
報道によると、販売拡大は6月に開催されるWWDC(Worldwide Developers Conference)の後に行われる見込みとのこと。
Mark Gurman記者が、中国の品質保証センターがVision Proを承認したと伝えているため、少なくとも中国で販売開始する可能性は濃厚です。
Update: China’s Quality Certification Center approved the Vision Pro for sale on Monday. Its approval is a prerequisite for selling devices in the country. https://t.co/NLlfIYdW74
— Mark Gurman (@markgurman) May 14, 2024
気になるのは日本での販売価格。米国では3,499ドルからとなっていますが、単純に1ドル=156.47円(5月14時点)で考えると547,472円になります。
しかしAppleレートではもう少し高くなる可能性があります。昨日発表されたiPad Proは米国では999ドルからとなっていますが、日本での販売価格は168,800円からとなっています。つまり1ドル=168.96円の計算です。
このレートが適用された場合、Vision Proは日本円で約59万円です。
新型iPad Proもフルスペックにして、Apple Pencil Proと新型Magic Keyboardをつけると約52万円になるので、それと比較すると安いような気もしてきますが、シンプルに高いですね。