OpenAIは5月14日、新しいAIモデル「GPT-4o」を発表しました。テキストや音声、映像の入力に対応し、高速な応答が可能で、人間が自然に会話できるレベルになっています。
OpenAIは5月14日(日本時間)に、新しい大規模言語モデル「GPT-4o」を発表しました。
以下、発表された内容を簡単にまとめます。
GPT-4oの主な特徴
- テキスト、音声、画像などマルチモーダル入出力に対応。
- 応答時間が最短232ミリ秒と極めて高速。人間の会話レベルの応答速度。
- 感情豊かな音声応答が可能。歌いながら回答したりユーモアを交えるなど人間らしい対話が可能。
ChatGPT無料ユーザーの機能強化
- GPT-4oは今後数週間で、ChatGPTの無料ユーザーにも提供される予定。
- 無料ユーザーは回数制限付きでGPT-4oを利用可能。
- 有料ユーザーは無料ユーザーの最大5倍の利用が可能。
- 撮影した写真についてAIとチャットでき、解析の利用が可能。
- ファイルをアップロードして、要約、作成、分析の利用が可能。
- GPTs(ユーザー作成のAIツール)やGPT Storeの利用が可能。
- メモリ機能の利用が可能。
従来の無料ユーザーでも十分に色々なことができるようになり、大幅な機能強化が行われています。