Appleは6月10日に年次世界開発者会議(WWDC)を開催すると発表しましたが、イベントではAppleのAI戦略について明らかになると予測されています。iOS 18にはAI機能が搭載される予測ですが、ChatGPTのようなチャットボットは搭載されないようです。
Appleは6月10日より、年次世界開発者会議(WWDC)を開催します。例年通りであれば、次期iOSや新しいAppleシリコン、新しいハードウェアなどが発表されます。
昨年はApple Vision Proが発表されましたが、今年はAppleのAI戦略が明らかになると予測されています。ティム・クックCEOも今年2月、今年は生成AIの分野で「新境地を切り開く」と明言。また、今年後半にAppleが取り組んでいる生成AI機能について発表する予定だとも述べています。
その生成AIについての発表がWWDCで期待されているわけですが、BloombergのMark Gurman記者が、Apple独自の生成AIチャットボットを発表する予定はないと伝えています。
代わりに、AppleはGoogleやOpenAIなどと生成AIサービスを提供するための話し合いを行っていると、再び伝えています。
AppleのAI戦略では、ユーザーの日常生活を支援するプロアクティブな新機能が多数含まれるとのこと。また関係者の話として、iOS 18はiPhoneのソフトウェア史上最も野心的な改良になる見込みだそうです。