分散型SNS「Bluesky」が2月6日(現地時間)、これまで参加するには必要だった招待コード制を廃止し、誰でも参加できるようになったと発表。初日は24万人以上のユーザーが新規登録したそうです。
X(旧Twitter)に対抗するSNSと言われている分散型SNS「Bluesky」が、招待コードなしで参加できるようになったと発表しました。
Blueskyはこれまでの1年間、モデレーションツールやカスタムフィードなどの機能を構築しながら、招待コードを使ってユーザー規模の成長を管理していましたが、誰でも参加できるようになりました。
BlueskyのCEOであるJay Graber氏によると、誰でも参加可能になった初日だけで24万人もの新規ユーザーが増えたと投稿しています。
Blueskyは、Twitterの共同創業者であるJack Dorsey氏によって発案された新たな分散型SNSプロジェクト。元々はTwitterの社内プロジェクトとしてスタートしましたが、2021年8月にTwitterから完全に独立しました。
運営会社はBluesky PBC。PBCとは「Public Benefit Corporation」の略であり、公益に資する課題解決と収益性を両立させることを目指す新しい企業形態です。Bluesky PBCは、短期的な収益追求に縛られず、ソーシャルメディアの未来を形作ることに焦点を当てています。
なお分散型SNSであるBlueskyは、「フェデレーション」の実験的な初期バージョンを今月中に展開することも案内しています。
XのMAUは5億4000万、ThreadsのMAUは1億3000万。BlueskyのMAUはまだ3〜400万だということを考えると、フェデレーションでの分散型の拡大も含めて、これからの成長に期待ですね。