Appleが2月1日に開催した2024年第1四半期決算説明会で、ティム・クックCEOが、Appleが取り組んでいる生成AI機能を今年後半に発表する予定であると明言しました。
Appleのティム・クックCEOが、今年後半にAppleが取り組んでいる生成AI機能について発表する予定であると明言しました。
これは2月1日に開催された2024年第1四半期決算説明会での発言で、Appleが将来の計画について明言することは珍しい出来事です。
ビッグテックと呼ばれるGoogleやMicrosoft、AmazonなどはAIに大きな投資をしていますが、Appleも同様にAIを含めた未来を作る技術への投資を続けているといい、「今年後半にはこの分野(AIや生成AI)における継続的な取り組みの詳細をお伝えできることを楽しみにしています」とティム・クック氏は述べています。
BloombergのMark Gurman記者は先日、今秋に登場するiOS 18を「同社史上最大とまではいかないまでも、最大級のiOSアップデートの1つ」と見ていると伝えていますが、生成AI機能が追加されると予測を伝えています。
Appleの生成AIがどのようなものになるかはわかりませんが、ユーザーデータの保護を重要視しているAppleがデバイス上でローカル処理できるような生成AIツールを提供してくるかが他社との差別化になりそうですね。
iOS 18で提供されるのであれば、早ければ6月のWWDCで発表される可能性もありそうです。