Appleが開発中と報じられている自動運転車（Apple Car）の計画は、当初の計画から大きく方向転換が行われ、現在は早くとも2028年発売を目指していると報じられています。
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者によると、Appleの自動運転車の計画は大きく変更され、テスラのようなEV計画に方向転換したそうです。
Appleは当初、自動運技術は「レベル5」（完全運転自動化）を目指していたが、その後「レベル4」（高度運転自動化）に変更したと報じられていました。新しい情報ではさらに目標が変更され「レベル2+」（部分運転自動化）になったようです。
この変更は、Apple Carは完全な自動運転車ではなく、運転の主体はあくまで人間で、テスラのような運転支援機能になったということを示しています。
とはいえ2028年に発売されたとしても、おそらくApple Vision Proのように、まずは米国で販売開始。その後に、販売する地域や国を拡大していく計画になるでしょうし、日本でApple Carが手に入るのはまだまだ先の話になりそう。
テスラと同程度の「レベル2+」目指すということですが、2028年にはテスラは「レベル3」以上の自動運転技術を採用していそうですし、Apple Carの競争優位性は小さくなっている予感。