Appleの新しいヘッドセット「Apple Vision Pro」には、ゲストモードとトラベルモードという2つの新機能が存在することが明らかになりました。
Appleは1月17日(現地時間)、2月2日より米国で発売となるApple Vision Proで提供されるエンターテイメント体験について発表するプレスリリースを公開しました。
Apple Vision Proの視聴体験や、楽しむことができるコンテンツの紹介が中心でしたが、リリースの中で「トラベルモード」と「ゲストモード」が存在することを明らかにしています。
「トラベルモード」は、「飛行機での使用時にビジュアルを安定させることができます」と紹介されていて、揺れることのある飛行機でも安定した映像を楽しむことができるようです。
「ゲストモード」は、Apple Vision Proを家族や友人に使ってもらうための機能。ゲストモードが有効になっている場合、所有者の重要なデータはアクセスできなくなります。
ゲストモードでは、以下の情報が制限されます。
- ユーザのApple ID設定
- Optic ID
- パスコード
- パスワード
- Apple Pay
- Persona
- ヘルスデータ
またゲストモードでも、メッセージアプリ内で大きな写真の添付ファイルなど、一部のアプリのコンテンツにはアクセスできるとのこと。
ゲストモードの詳細は明らかになっていませんが、Apple Vision Proは3,500ドルと高価な製品ですし、友だちや家族ともデバイスを共有できると嬉しいですね。