サイバーエージェントが、「2023年Z世代SNS利用率調査」を実施し、Z世代のSNS利用率と認知率を発表しました。2022年で1位だったX(Twitter)はトップから陥落し、Instagramにその座を奪われています。
サイバーエージェントが運営する「サイバーエージェント次世代生活研究所」は、Z世代のSNS利用率と認知率についての調査を実施。その結果を公開しました。
2023年の調査では、15-25歳のZ世代のSNS利用率の1位がInstagram(75.6%)、2位が旧TwitterのX(71.7%)という結果に。この順位は26歳以上の層と比べてもほぼ同じでした。
前年の2022年における調査では、Z世代のSNS利用率の1位はX(Twitter)で66.0%、2位がInstagramで64.7%でした。1年間でZ世代の間で最も使われるSNSがXを抜き、Instagramになったことが明らかになっています。
3位にはTikTokがランクイン。Z世代の利用率は51.9%で、26歳以上の層の20.4%と比べても大きな差があります。2022年の調査結果(29.2%)と比較して、この1年間でTikTokユーザーが大幅に増えたことが分かります。
Z世代のSNS利用率上位2位のInstagramとXは、その上の世代においても認知率は9割を超えています。しかし、実際の利用者は約半数で、Z世代と利用率に大きな差があります。
調査項目の中で唯一、上の世代の利用率がZ世代を上回ったSNSはFacebookだけでした。FacebookのZ世代の利用率は8.9%に対し、26歳以上の層は22.8%となっていました。