ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定するWireless Power Consortium(以下、WPC)は11月16日、ワイヤレス充電の次世代規格「Qi2」の正式版を発表しました。
WPCは11月16日、ワイヤレス充電の次世代規格「Qi2」を正式に発表しました。
BREAKING NEWS! Qi2 (pronounced “chee two”) wireless charging has officially launched!
— Qi Power (@qipower) November 16, 2023
WPC (@the1wpc) is conducting certification testing on a range Qi2 devices promising greater energy efficiency, faster charging, and enhanced convenience.
Key highlights include: pic.twitter.com/RtZ2qlNT47
Qi2は、磁気による装着、より高速な充電、より高い効率性と利便性が特徴。WPCの理事会議長のFady Mishriki氏は、「Qi2がワイヤレス充電の事実上の世界標準と なることを期待しています」と述べています。
Qi2は、AppleがWPCに提供したMagSafe技術をベースに、Qi2のロゴが付された「Magnetic Power Profile(MPP)」と、磁石を含まないがQi2規格に準拠した既存のワイヤレス充電「Extended Power Profile(EPP)」の2つがあり、Qi2 EPP製品には既存のQiロゴが付きます。
最初のQi2認証商品は、AppleのiPhone 15シリーズなどを含め、ホリデーシーズンに間に合うよう発売される予定。
すでにAnkerはQi2規格に対応した製品を発表済で、2024年春頃に販売開始とアナウンスしています。Belkinやmophieも同様にQi2規格の新製品が登場予定です。