ドイツのケルンで開催された「gamescom 2023」で、任天堂が開発者向けにNintendo Switchの後継機をプレゼンテーションしたと報じられています。
ヨーロッパで最大級のゲーム情報サイト「Eurogamer」によると、8月にドイツ・ケルンで開催された「gamescom 2023」で、任天堂が開発者向けに「Switch 2」のプレゼンテーションを行ったということです。
gamescom（ゲームズコム）は、東京ゲームショウ、E3と並ぶ、世界三大ゲームショウの1つで、PS5の新型コントローラや「ホグワーツ・レガシー」の新映像など、さまざまな発表が行われました。
「Switch 2」の開発者向けプレゼンテーションは非公開で行われ、システムがどのように動作するかなど、技術デモが行われたとのこと。
デモの1つは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をパワーアップさせたものだったそう。
またVGCによると、デモはオリジナルのゲームよりも高いフレームレートと解像度で動作するものだったそう。他にもNVIDIA DLSSを用いたAIアップスケーリング技術やレイトレーシングを使った、Unreal Engine 5の技術デモ「The Matrix Awakens」の動作を披露したとのこと。
任天堂は今年5月の決算発表（2023年3月期）で、新しいハードウェアを発売する予定はなく（2024年4月までは）、「発売から7年目に入ったNintendo Switchの稼働をしっかりと維持・拡大し、ビジネスの勢いを維持することが最優先事項だ」と述べています。
新型Nintendo Switchの噂はこれまで何度もありましたが、今回の「Switch 2」デモ披露は来年発売に向けての動きなのでしょうか。