Appleシリコンを搭載したMac専用アプリ「Rewind」から、iPhoneアプリが登場しています。Mac版は、文字通り「すべてを記録してくれる」アプリでしたが、iPhone版は「Safariと、スクリーンショット」が記録対象になっています。
Appleシリコン搭載Mac専用アプリとして提供されている、すべてを記録してくれるAIアシスタントアプリ「Rewind」から、iPhoneアプリが登場しました。
Mac版のRewindは、Macの画面を常時記録し続け、そのすべてを後から検索したり、GPT-4にサマリーを作成してもらったり、ミーティングをすべて録画したうえで文字起こしし、GPT-4がミーティングの概要をまとめてくれるといった、すごいアプリです。
データはすべてMacのローカルに保存され、プライバシーに配慮されています。(といっても、強力すぎるアプリなので不安になる人もいそうですが。)
今回登場したiPhoneアプリのRewindは、Mac版とは違い「Safariとスクリーンショット」が記録対象です。
Safariで閲覧していたものを記録し、スクリーンショットをインポートすることで機能。検索はもちろん、GPT-4にアシストしてもらうこともできます。
実力を試すべく、SafariでYouTubeのフィードをチラ見して、「きょうYouTubeで見た動画」とRewindのGPT-4に聞いてみたところ、いま見ていたフィードの動画のサマリーが作成され、Rewindで巻き戻れるリンクが生成されました。
この機能はMac版と同等なので、「◯◯について書かれていた記事は?」とか、「昨日探していた◯◯は?」と質問すれば、当該ウェブページにすぐにたどり着くことができます。
またMac版と違って、現時点では無制限にRewind(振り返ること)ができます。(Macは50回のRewindが無料)
当然ですがiPhone版もキャプチャされたデータはローカルに保存されます。
TwitterやInstagramなど、ブラウザでも利用できるサービスはSafari経由での利用にすれば、いろいろと振り返りが捗りそう。
iPhone版のRewindは無料で利用できるので、興味を持った人は是非どうぞ。