TikTokの提供する音楽ストリーミングサービス「TikTok Music」が、オーストラリア、メキシコ、シンガポールでも開始します。
TikTokの提供する音楽ストリーミングサービス「TikTok Music」が、サービス提供地域を拡大します。
「TikTok Music」は、7月6日(現地時間)にブラジルとインドネシアでサービスを開始。TikTokアカウントと同期され、楽曲の視聴、ダウンロード、シェアができます。
ユニバーサル・ミュージック、ワーナー・ミュージック、ソニー・ミュージックなど大手レコード会社の楽曲が提供されているとのこと。TikTokでバズっている楽曲をフルで聴いたり、友達と共同プレイリストを作成したり、歌詞検索で楽曲を探したりすることもでき、Shazamのような機能も備えているとのこと。
ローンチから約2週間が経過した7月18日、新たにオーストラリア、メキシコ、シンガポールでも提供開始することが明らかになりました。
TikTokはオーストラリア、メキシコ、シンガポールのユーザーを対象にクローズド・ベータへの参加を呼びかけています。
@tiktokmusicau There’s something big on the way. Stay tuned for a whole new way to experience the TikTok music you love—now open to beta users in Australia! #tiktokmusic ♬ Shake DOUDOU - Official Sound Studio
TikTok Musicには、個人プラン(11.99豪ドル)、学生プラン(5.99豪ドル)、ファミリープラン(18.99豪ドル)の3つの有料プランが用意されています。
個人プランは、広告なしで視聴可能、無制限の曲スキップ、無制限のダウンロードが可能。学生プランは大学生のみが対象。ファミリープランは最大6アカウントまで利用でき、センシティブなコンテンツをブロックすることもできるようです。
有料プランに「広告なしで視聴可能」という記載があるため、Spotifyのように無料でも利用できるサービスのようです。
TikTokは昨年7月、米国で「TikTok Music」の商標出願をしていることが確認されていました。日本でのサービス展開については不明です。