2023年の9月に正式に承認され、iOS 17などで利用可能になる新しい絵文字のサンプルデザインが公開されています。新たに追加される絵文字として、頭を縦にふる、ライム、茶色のマッシュルーム、不死鳥などが含まれています。
2023年9月に正式承認される予定の新しい絵文字のサンプルデザインを、Emojipediaが作成。ブログで公開しています。
新しい絵文字はZero width Joiner(ZWJ)で構築されるため、2つ以上の既存の絵文字を組み合わせて表現されています。
Emoji Version 15.1によると、新しい絵文字は118個あるようで、そのうち108個は絵文字の向きのバリエーションが増えるというもの。
具体的には🚶➡️(右を向いて歩く人+右矢印)のように示されている絵文字で、左を向いて歩く人が新しく追加される予定です。
これまでになかった絵文字として追加されるのは10個。
- 🙂↔️ Head Shaking Horizontally(頭を横にふる)
- 🙂↕️ Head Shaking Vertically(頭を縦にふる)
- 🐦🔥 Phoenix Bird(不死鳥)
- 🍋🟩 Lime(ライム)
- 🍄🟫 Brown Mushroom(茶色のマッシュルーム)
- 🔗💥 Broken Chain(壊れたチェーン)
- 🧑🧑🧒 Family: Adult, Adult, Child(家族:大人2人、子ども1人)
- 🧑🧒🧒 Family: Adult, Child, Child(家族:大人1人、子ども2人)
- 🧑🧒 Family: Adult, Child(家族:大人1人、子ども1人)
- 🧑🧑🧒🧒 Family: Adult, Adult, Child, Child(家族:大人2人、子ども2人)
新しい家族を表現する絵文字は、既存の👤の絵文字のような、ジェンダーニュートラルな家族の絵文字になります。
現時点では、Emoji Version 15.1で追加される絵文字は確定していませんが、おそらく現状のリストで確定する可能性が高いです。
新しい絵文字のサポート時期は、各OSやデバイスによって異なります。Appleは2023年3月にリリースしたiOS 16.4で、21個の新しい絵文字を追加しました。