AppleはWWDC23で、iOS 17やmacOS Sonomaなどの次期OSに対応したアプリで、ユーザーにヒントを表示することができる「TipKit」というフレームワークを発表しています。
WWDC23のセッションで、ユーザーにアプリの使い方のヒントを教えることができる「TipKit」というフレームワークが発表されています。
これまでのアプリでも、ユーザーにたいして使い方を示すアプリは存在しましたが、TipKitでは、Appleの一貫したデザインでネイティブな体験ができるフレームワークとなっています。
例えば、アプリ内のボタンから、タイミングよくヒントを表示したり、特定の操作をした後に自動的にヒントを非表示にしたりすることができます。
セッションでは、ヒントを表示/非表示にするルールの設定方法や、制御方法について開発者向けに説明がされています。
長く使っているアプリでも、「コレは知らなかった!」といった便利な機能を数年越しで知ることもあります。純正アプリはヒントの表示に標準で対応すると思いますが、サードパーティアプリでも是非対応してもらいたいところです。
TipKitは、iOS 17、iPadOS 17、macOS Sonoma、watchOS 10、tvOS 17のアプリに対応します。