YouTubeは5月17日(現地時間)、米国のテレビ業界の主要な関係者が集まるイベント「Upfronts 2023」で、30秒のスキップができない広告を導入すると発表しました。
YouTubeが、予約型広告の「YouTube Select」に、スキップすることができない30秒の広告を導入することを発表しました。
まずはCTV(コネクテッドテレビ)向けに提供するとのこと。背景には「YouTube Select」のインプレッションの70%が、テレビが占めていることを挙げています。
Nielsenの4月のレポートによると、米国内で最も視聴されたストリーミングサービスに、YouTubeが返り咲いたそうです。
YouTubeのスキップできない30秒広告は、パソコンやスマートフォン向けに以前にも導入されていましたが、2018年に廃止。代わりにスキップ不可の15秒広告や、スキップ不可の20秒広告(地域による)が導入されています。
またCTV向けには、再生を一時停止すると広告が表示される仕組みも発表されています。