Twitterは、天候警報、交通情報、緊急情報などを投稿するアカウント向けに、APIを無料で提供するとを発表しました。具体的には認証済み政府または公営サービスのアカウントが対象となります。
Twitterの開発者向けアカウント @Twitter Dev が、政府または公営サービスが、気象情報や交通機関の最新情報、緊急情報などをツイートする場合には、Twitter APIを無料で利用できると発表しました。
対象となるのは、上記のような公益性の高い情報を投稿する、認証済みの政府または公営サービスのアカウントです。
One of the most important use cases for the Twitter API has always been public utility. Verified gov or publicly owned services who tweet weather alerts, transport updates and emergency notifications may use the API, for these critical purposes, for free.
— Twitter Dev (@TwitterDev) May 2, 2023
現在、政府機関などの認証済みアカウントは、グレーのチェックマークが付与されています。Twitter Devのいう「認証済み」とは、おそらくTwitter Blue加入者に付与される青いチェックマークが付与された"認証済み"ではなく、グレーのチェックマークを付与された"認証済み"だと考えられます。
Twitterは先月、APIの新たな料金プランを発表。無料プランのユーザーには月1500件のツイート制限が設けられ、100ドルの基本プランのユーザーには月3000件のツイート制限が設けられました。この制限により、公益性高い情報の自動投稿を終了するケースが増加していました。
Today we are launching our new Twitter API access tiers! We’re excited to share more details about our self-serve access. 🧵
— Twitter Dev (@TwitterDev) March 29, 2023
Twitterは以前にも増して混沌とした状態になっています。先日も映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の全編が、あるユーザーによって投稿され、Twitterが数日間放置していたことが問題視されていました。