世界興行収入10億ドルを突破した映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ですが、Twitterに全編が違法アップロードされ、数日間は削除されずに閲覧できる状態だったようです。現在はツイートは削除されています。
Twitterはイーロン・マスク氏が買収したことによって、より混沌としたSNSになってきているようです。
イーロン・マスク氏はTwitterから多くの従業員を解雇しましたが、その中にはコンプライアンスを担当するチームも含まれています。また有料サブスクリプションとしてイーロン・マスク氏が導入した「Twitter Blue」では、最大60分の動画(1080p)アップロードに対応しました。
その結果として、Twitterに映画を違法にアップロードするユーザーが登場しました。
現在上映中の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の全編が、Twitterに投稿されたのは4月28日。The Vergeによると、4月30日時点で約930万回再生されていたそうです。映画を投稿したアカウントとツイートは、現在は削除されています。
イーロン・マスク氏はTwitterの信頼性向上を目的として、レコメンドアルゴリズムを公開しましたが、上記のような違法アップロードが数日間も放置されていて、これらの担当者は解雇済となると、SNSの信頼性は疑わしいでしょう。
なお、被害は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」だけでなく、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」も投稿されていたようです。
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、公開からほぼ1か月で世界興行収入10億ドルを突破と伝えられています。