Appleが、AirPodsケースの側面に搭載するタッチスクリーンのディスプレイに関する特許を取得していることが明らかになりました。現時点ではこの特許を採用した製品が発表されるかは不明です。
Appleはインタラクティブなタッチスクリーンのディスプレイをを内蔵したAirPodsケースの開発を進めている可能性が伝えられています。Patently Appleによると、Appleが2022年9月に出願していた特許で、3月30日に米国特許商標庁(USPTO)が公開しました。
Appleが新たに取得した特許によれば、このタッチスクリーンディスプレイを利用することで、ユーザーはオーディオコントロールや接続されたデバイスに関連するアプリを操作することが可能になります。
特許には、AirPodsとケース前面のタッチスクリーンディスプレイを示す画像も含まれています。
タッチスクリーンは静電容量式で、触覚フィードバックも提供。Apple Musicのコントロールや音量調整、お気に入りの曲の選択など、ユーザーが音楽をコントロールするための機能が提案されています。また、特定のジェスチャーに対応し、画面上のコンテンツを操作したり、Siriを呼び出したりすることができます。
さらに、特許ではケースに追加のプロセッサとメモリを含めることで、従来のスマートフォンやコンピュータ、その他の接続デバイスに関連する特定の命令を実行できるようになることが示唆されています。例えば、電話、メール、メッセージ、カメラ、カレンダー、天気、地図などのアプリを使えることが予想されます。
特許が取得されたからといって、すぐに製品化されるわけではありません。Appleは数多くの特許を取得していますが、実際に製品化されるものは一部に限られます。今回のタッチスクリーンディスプレイを搭載したAirPodsケースが登場するかどうか、現時点では不明です。