Appleが開発中と噂されている、ディスプレイを備えた初のHomePodは、最短でも2024年まで延期された可能性があると、BloombergのMark Gurman記者による最新のニュースレターで伝えています。
BloombergのMark Gurman記者の最新ニュースレターよると、Appleのディスプレイを備えたHomePodは、当初の計画から延期されたようです。
ディスプレイ付きHomePodは、スマートホーム戦略の一環として期待されていましたが、コスト削減や研究開発予算の再配分などの理由で、早くても2024年まで登場しないということです。
Gurman氏によると、Appleはこのプロジェクトを延期することで、MRヘッドセットなど、より緊急性の高いプロジェクトに資源を集中させることができると説明。また、不安定な経済状況下で他社に比べて安定した状態を保ち、レイオフや人員削減を回避するための一環でもあると指摘しています。
Appleは、2021年にディスプレイやカメラを搭載した新しいHomePodに取り組んでいるとする情報があり、長期的にはApple TVとHomePodを組み合わせたデバイスや、ロボットアームにスクリーンを搭載したHomePodの開発も進めていると報じられています。
AppleのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は先日、7インチディスプレイを備えた再設計されたHomePodが2024年前半に登場する可能性が高いと予測しています。Kuo氏の予測は、今回のGurman氏の情報と一致していることから、情報の信憑性は高く、ディスプレイ付きHomePodは2024年まで登場を待つことになりそうです。