イーロン・マスク氏「3月31日にツイートのレコメンドアルゴリズムをオープンソース化」

イーロン・マスク氏「3月31日にツイートのレコメンドアルゴリズムをオープンソース化」

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TwitterのCEOであるイーロン・マスク氏は3月18日、自身のTwitterを更新。3月31日にツイートのレコメンドに使用するすべてのコードをオープンソース化すると宣言しています。

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イーロン・マスク氏が、3月31日にツイートのレコメンドアルゴリズムをオープンソース化すると述べています。

マスク氏は続けて、「私たちのアルゴリズムは複雑すぎて、内部でも完全に理解されていません。問題が見つかり次第、すぐにパッチを適用します。より魅力的なツイートを提供するためのシンプルなアプローチは開発中ですが、まだ未完成です。コードの透明性を確保することは、最初はとても恥ずかしいことですが、レコメンデーションの品質向上につながるはずです。そして何より、皆さんの信頼を得ることができればと思います」と投稿しています。

マスク氏は以前から、レコメンドアルゴリズムをオープンソース化することを検討していました。Twitter買収前の2022年3月、Twitter社の株を9.2%取得して筆頭株主になった直後には、Twitterのアルゴリズムをオープンソースにするべきか、ユーザーに向けてアンケートを実施。

他にも2022年4月、マスク氏はTEDの講演で、「Twitterはアルゴリズムをオープンソース化し、ユーザーのツイートを強調したり、弱めたりするような変更を加えるべきではないと考えています。つまり、アルゴリズムでも手動でも、バックグラウンドで操作されなくていい」と述べていました。

とはいえ、最近のTwitterは計画がスムーズに進捗していないことがうかがい知れます。Twitter APIの有料化も、記事執筆時点ではまだ行われておらず、直近の報道で、法人向けAPIの料金は42,000ドル（約550万円）から210,000ドル（約2700万円）になると伝えられている状況です。

宣言通り、3月31日にアルゴリズムがオープンソース化されるのか、現時点では確実とは言い難いでしょう。