Appleが開発中とされる新しいMR(Mixed Reality)ヘッドセットに搭載されるOSの名称が「realityOS」である可能性が高まっています。Appleが提供するオープンソースコードに、このプラットフォームについての記述が確認されました。
Appleは、GitHubで開発者向けに公開されているソースコードを更新。その中から、iOSやmacOSなどの既存のプラットフォームとともに、「realityOS」「Reality Simulator」という単語が確認されました。
これらは、AppleのMR(Mixed Reality)ヘッドセット上で動作するオペレーティングシステムとシミュレーターの名前だと考えられます。
Nice find by @riscv64
— Aaron (@aaronp613) March 15, 2023
Tons of realityOS references from Apple's latest OSS stuff on GitHub pic.twitter.com/E3oa7zGTMM
「realityOS」という名前は、今回初めて登場したわけではありません。Appleは以前から「realityOS」の商標出願や、「Reality」が含まれるいくつかの名称を商標出願したり、App Storeのアップロードログから「realityOS」と記述されたソースコードを誤爆してしまったり、何度か確認されていました。
Bloombergは「realityOS」から「xrOS」という名称に変更されたとも、報じていたことがあります。
AppleのMRヘッドセットは、今年6月に開催されるWWDCで発表される可能性が高いと予想されています。価格は約3000ドルと高額。2024年には1500〜2,000ドル程度の廉価版も登場するとも伝えられています。