Appleが2025年に発売する有機ELディスプレイを搭載したiPad Proのは、現行モデルよりもかなり高価になり、現在販売されている一部のMacBook Proよりも高価になる可能性があります。
The Elecによると、Appleが2025年に発売と噂されている有期ELディスプレイ(OLED)を搭載した新型iPad Proの価格は、現行品より最大80%高くなり、11インチモデルは1,500ドルから、12.9インチ版は1,800ドルからとなるようです。
現行のM2チップを搭載したMacBook Pro 13インチは1,299ドルなので、一部のMacBook Proよりも高価になります。
業界関係者の間では、この値上げについて意見が分かれており、「忠実な顧客を持つApple製品であることを考慮すれば、優れたOLED技術への切り替えを考えれば、妥当な値上げだ」と考える人もいれば、「iPhoneのような買い替え需要がないiPadでは、この価格では売上の維持が難しいだろう」と考える人もいるようです。
値上げの理由は、「有機ELパネル調達に伴う材料費の高騰」とのこと。LG DisplayとSamsungが供給する予定のiPad Pro用OLEDはまだ開発段階であり、価格も決定されておらず、現在は価格について協議しているようです。iPad Pro用OLEDは、ツースタックタンデム方式やハイブリッドOLEDなど、新しい工程が導入されるため供給価格の引き上げは避けられないと述べられています。
iPad Proがそれだけ高価になると、なかなか買い替えには手が伸びないですね。いっそ前モデルが安くなって、そちらの購入を検討するというパターンはありそう。