TikTokは3月1日、米国の10代のユーザーを対象とした新機能を発表しました。これは、10代のユーザーの時間管理を促すためのもので、1日あたり60分のスクリーンタイム制限が自動的に設定されます。
TikTok、10代ユーザーとファミリー向けの新機能を発表
TikTokは米国の18歳未満のすべてのユーザーに対して、1日60分までというスクリーンタイム制限を適用すると発表しました。今後数週間のうちに適用します。
(追記)日本でも同じ機能を提供すると発表されました。
60分の制限に到達すると、さらに延長して視聴するためにはパスコードの入力が必要となり、10代のユーザーは自ら延長するかを判断することになります。また1日100分以上使用した場合は、1日のスクリーンタイムの制限を設定するように促されます。
TikTokは、スクリーンタイムの適切な量やスクリーンタイムが及ぼす影響について、広く支持されている見解はないが、制限を決めるにあたっては、最新の学術研究やボストン小児病院のデジタルウェルネスラボの専門家に相談して決めたと述べています。
10代のユーザーは毎週、TikTokの利用時間などをまとめたスクリーンタイムダッシュボードを振り返るように通知が届きます。保護者はペアレンタルコントロール機能であるファミリーペアリングで、ダッシュボードを閲覧することができるため、家族でデジタルウェルビーイングについて話す機会になるという狙いもあるようです。
TikTokのペアレンタルコントロールは、日本でも利用できます。ペアレンタルコントロールの詳細は「ユーザーの安全性 | TikTok ヘルプセンター」から確認できます。