Microsoftは2月17日、「新しいBing」のチャット機能について、ユーザーとの会話回数を制限すると発表しました。1日あたり50回、1セッションあたり5ターンまでにするとしています。
「新しいBing」のチャット機能、大半のユーザーが5回の問答で求める答えを得ている
Microsoftは「新しいBing」のチャット機能について、会話回数を制限すると発表しています。
具体的には、1セッションあたり5ターン(「ユーザーが質問し、Bingが回答する」で1ターン)までとなり、1日の質問回数も50回に制限します。
この制限は、チャットAIが長時間の会話で混乱したり、不適切な回答をしたりすることを防ぐため。Microsoftはブログで、「長いチャットのセッションは、新しいBingの基本的なチャットモデルを混乱させる可能性がある」と説明。この問題を回避するために、制限が必要だとしています。
回数の根拠として、多くのユーザーは、5ターン以内に探している回答を得ている、50回以上のチャットをしているのは全体の1%しかいない、と補足しています。
めちゃくちゃ新しいBingを使いまくっているので、僕は1%のユーザーでした……。
「新しいBing」のチャット機能は、MicrosoftがOpenAIの技術を使い独自開発した、次世代大規模言語モデルがベースになっています。話題のChatGPTによく似ていますが、ChatGPTとは別物です。