Appleが開発中と噂されている複合現実(MR)ヘッドセット「Rality Pro(仮称)」について、6月に開催される世界開発者会議(WWDC)で発表される可能性が高いようです。Bloombergが関係者の話として伝えています。
Appleのヘッドセット、やはりWWDCで発表という情報
Bloombergによると、Appleは、複合現実(MR)ヘッドセット「Reality Pro(仮称)」の発表を、4月から6月に延期したようです。事情に詳しい複数の関係者の話しとして伝えています。
現在は、2023年6月に開催が予想される世界開発者会議(WWDC)で発表することを目指しているとのこと。延期の理由は、テストでハードウェアとソフトウェアの問題を解決する必要が明らかになったためで、2月に入ってから延期が決定されたそうです。
Reality Proは、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の両方に対応し、4KマイクロOLEDディスプレイが2つあり、合計の解像度は8Kを実現し、10個以上のカメラやLiDARなどを搭載しています。また、視線追跡や手の動きの追跡によって操作できるほか、SiriやAirPods Proなどとも連携することができると伝えられています。
Reality Proは、新たなオペレーティングシステム「xrOS」と呼ばれるものを搭載しており、インターフェイスはiOSやiPadOSとほぼ同じで、Macの外部ディスプレイとして使用することも可能だと伝えられてます。
AppleのMRヘッドセットの詳細、現在わかっていること価格は3000ドル(約40万円)になると伝えられています。これは競合他社よりも高い価格設定で、MetaのMeta Quest Pro(1500ドル)と比較すると、2倍になります。