何年も前から、Appleはリバースチャージ(ワイヤレス逆充電)をサポートするiPhoneが登場すると予測されていますが、現時点では対応していません。どうなったのかと思っていたら、Appleは現在も開発を進めているそうです。
「ワイヤレス逆充電」はiPhone 14 Proでサポート予定だった?
iPhoneから他のデバイスをMagSafe経由で充電するというワイヤレス逆充電、いわゆる「リバースチャージ」と呼ばれる機能が、現在も開発が進められているようです。9to5Macが問題に詳しい情報筋からの話として伝えています。
すでにGoogleやHUAWEI、Samsungのスマートフォンでは、「バッテリーシェア」「ワイヤレスリバースチャージ」「ワイヤレスパワーシェア」などの名称で搭載されているワイヤレス逆充電。Appleは、iPhone 12でFCCにワイヤレス逆充電に関する資料を提出しているが、最新のiPhone 14 Proでもワイヤレス逆充電は搭載されていません。
If this FCC filing is any indication, the iPhone 12 may have a hidden reverse charging feature. Perhaps MagSafe on the new AirPods? https://t.co/QhFQtOgoRB https://t.co/OAKzzb5U3B pic.twitter.com/pqAVcjLCyN
— Mark Gurman (@markgurman) October 28, 2020
9to5Macによると、Appleはより高度な双方向ワイヤレス充電技術に取り組んでいるとのこと。計画ではiPhone 14 Proでワイヤレス逆充電が搭載する予定だったそうですが、"高度な"目標を達成できなかったため先送りに。Appleはワイヤレス逆充電の開発を継続し、将来のiPhoneに搭載したいと考えているようだ、と伝えています。
AppleのMagSafe技術がベースに開発された、新しいワイヤレス充電規格「Qi2」に対応する製品は2023年末に発売される予定ですが、Appleのワイヤレス逆充電もQi2が役立つ可能性も考えられます。