Twitterは1月25日、有料パートナーシップ ポリシーを改訂し、Twitter広告ではない、ツイートに対して報酬を受け取っているようなケースや、ツイートにアフィリエイトリンクなどが含まれているケースでは、#ad など他のユーザーから広告であることがわかるよう示すことを義務化しました。
Twitterに限らず、案件や広告とわかるように投稿しましょう
Twitterが「有料パートナーシップ ポリシー」を改訂し、ツイートに対して報酬を得ているような場合は、広告と判断されるため、他のユーザーに対して広告であることを明示するよう義務付けました。
📣Creators, check it out 👀 We’ve made an important update to our Paid Partnerships Policy to help you and the brands you work with make sure your content complies with regulatory standards. https://t.co/mYWxkG156R
— Twitter Creators (@TwitterCreators) January 25, 2023
Twitterの広告サービスで宣伝されたツイートは「プロモーション」といったラベルが付けられています。一方で、オーガニックなツイートでもツイートで報酬を得ているような、いわゆる「案件ツイート」も広告(有料パートナーシップ)とみなすため、今後は #ad や #sponsored などのタグ付けが必須になります。
Twitterが示した、有料パートナーシップの例は以下の3パターンです。
- ツイートに対して報酬を受け取っている、または受け取る可能性がある
- ツイートが商業関係(ブランド大使など)の一部として、または関連して作成された場合
- ツイートにアフィリエイトリンクまたは割引コードが含まれているなど、何らかのインセンティブや報酬を受け取ることができる場合
このルールに違反した場合、Twitterは強制措置を取る可能性があると説明しています。
またクリエイターやブランドは、Twitterのルールに加えて、関連する国の規則に従っていることや、米連邦取引委員会(FTC)のガイドラインに従うようにと説明しています。
米FTCがインフルエンサーに対し、宣伝投稿のガイドラインを公開しているんですが、内容が至極真っ当なので日本もこのルールでいいんじゃないか?
— 野村純平 (@JUNP_N) November 7, 2019
例えば「フォロワーはあなたの全てを知ってるわけじゃないから、広告主との関係は投稿を見ただけで明らかにしろ」とか。https://t.co/iv4ouY1mhH pic.twitter.com/CKlBjKXrzM
なおTwitterヘルプセンターの「アカウントの行為のルールと留意点について」(日本語ページでは)では、2019年から、有料パートナーシップの場合は、商用コンテンツであることを記載することがルールとなっています。
プロモーションされていないオーガニックツイートが有料のプロダクトプレイスメント、支持、または広告(「有料パートナーシップ」)とみなされる場合もあります。広告をオーガニックツイートとして送信する場合は、商用コンテンツであることを利用者に示す情報を記載する必要があります。有料パートナーシップに参加している利用者(クリエイターやブランドを含む)は、Twitterルールを遵守することに加えて、すべての適用法令および規制を遵守する責任を負います。
あらゆる広告に関連する法令およびFTC(アメリカ合衆国連邦取引委員会)の規則(FTCのGuides Concerning the Use of Endorsements and Testimonials in Advertisingなど)を始めとする、すべての適用法令および規制を確実に遵守してください。必ず、商用コンテンツであることを示すために必要な情報をすべて記載してください(例: #adを使ってコンテンツが広告であることを示します)。