Twitterは1月13日、サードパーティのTwitterアプリの動作を停止させました。多くのユーザーやデベロッパーが混乱に陥っていますが、Twitterから公式な発表はありません。The Informationの報道によると、サードパーティのアプリが利用できなくなったことは「意図的」であると、Twitterのシニアエンジニアが語ったと伝えています。
Twitterのサードパーティアプリ、今後復活する可能性はあるの?
The Informationによると、Twitterのサードパーティアプリ(外部のデベロッパーが開発した、TwitterのAPIを利用したアプリ)が利用できなくなったのは、Twitterが「意図的」に行ったものだと伝えています。
この問題は1月13日に発生。Twitter広報やイーロン・マスク氏による、公式なアナウンスは行われておらず(記事執筆時)、Twitterの不具合ではなく、サードパーティを排除する動きではないかと憶測する声が挙がっていました。
The Informationの報道によると、憶測は事実であり、サードパーティアプリが利用できなくなったことは「意図的」であり、Twitterの開発者プラットフォームで働く従業員のほとんどが解雇されたということです。
イーロン・マスク氏がTwitter買収後、Twitterの広告売上は減少していることが繰り返し報じられています。サードパーティアプリの多くはTwitter広告を表示しないため、収益改善のためにサードパーティアプリを排除した可能性があります。
記事執筆時、人気のサードパーティアプリ「Tweetbot」を開くと、以下のような画面が表示されます。
サードパーティアプリではありませんが、Twitterの公式ツールである「Tweetdeck」は、広告が表示されないにも関わらず、記事執筆時では問題なく利用することができています。
デスクトップ向けのツールではありますが、iPhoneなどスマートフォンからも利用することができます。(少し使いにくいですが)
また有志による、サードパーティアプリの状況をまとめたスプレッドシートも公開されています。
本日のTwitterアプリBAN祭りのまとめです。手が回らないので編集権付きで公開しておくんで追加してもらえれば。 https://t.co/90fZ8OOz2k
— 竹内裕昭🐧 (@takke) January 13, 2023