「iPhone SE(第4世代)」は2023年に発売されないようです

「iPhone SE(第4世代)」は2023年に発売されないようです

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Appleは2024年に、第4世代のiPhone SEを発売する計画だと予測されていましたが、最新の情報では計画は中止されたと伝えられています。中止の理由は、Apple独自のモデムチップに苦戦していることが挙げられています。

iPhone SE(第4世代)の2024年発売、「延期」ではなく「中止」

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Front Page Techより

Appleの情報に定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleが開発中のiPhone SE(第4世代)は2024年に発売される予定はなくなったようです。

Kuo氏は昨年12月に、iPhone SE(第4世代)を延期、もしくは中止する可能性があると伝えていましたが、最新の情報では「延期ではなく中止」と伝えています。

中止となった背景について、Appleが独自開発しているモデムが関係しているようです。AppleはiPhone SE(第4世代)で独自開発のモデムを採用し、iPhone 16にも採用するかを判断する予定だったそうですが、開発に苦戦。現在採用しているQualcommのSnapdragonシリーズに性能が及ばず、引き続きQualcommのモデムを採用する可能性が高いということです。

iPhone SE(第3世代)ではQualcommの「Snapdragon X57」を採用、iPhone 14では「Snapdragon X65」が採用されています。iPhone 16では「Snapdragon X75」が採用されると予測されています。

Appleのモデム開発に遅れが出ていることは、Haitong International SecuritiesのアナリストであるJeff Pu氏も伝えています。Jeff Pu氏は、Appleは2024年までQualcommのモデムを採用し、独自開発のモデムは2025年に搭載されると伝えていました。

iPhone SE(第4世代)は、6.1インチのLCDディスプレイで、全画面デザインに変更されると伝えられていて、本体デザインはiPhone XRのようになる可能性が高いと予測されています。