Twitterは12月23日、ツイートの表示数(インプレッション数)を投稿したユーザー以外でも閲覧できる仕様に変更。Twitterでは日本ユーザーから「承認欲求モンスターが生まれてしまう」などの反応が伝えられていましたが、ツイートの閲覧数はリロードすることで水増しできると話題になっています。
ツイートの表示数、いくらでも水増しできると判明。これ意味あるの?
イーロン・マスク氏がTwitterのCEOに就任してからというもの、すごい勢いでプロダクトの変更が行われていますが、12月23日にはツイートの表示数(インプレッション数)が誰でも確認できるように変更されました。
これまでツイートの表示数は、自分のツイートのみ確認可能でしたが、現時点では他人のツイートの表示数を見ることができてしまいます。
イーロン・マスク氏はこの仕様変更に「(表示数が確認できるのは)動画では当たり前のこと」と前置きし、Twitterユーザーの90%以上は、ツイートを読むことはあっても、ツイートやリプライ、いいねをしていないと指摘。表示数を誰でも見れるようにすることは「Twitterが見かけ以上に活発だということがわかる」と説明しています。
Twitter is rolling out View Count, so you can see how many times a tweet has been seen! This is normal for video.
— Elon Musk (@elonmusk) December 22, 2022
Shows how much more alive Twitter is than it may seem, as over 90% of Twitter users read, but don’t tweet, reply or like, as those are public actions.
表示数が誰でも確認できるようになったことで、日本のTwitterユーザーからは様々な声が上がっています。ITmedia NEWSでは「承認欲求モンスターが生まれてしまう」などの声があったと伝えています。
僕のように普段ほとんどツイートしていない「見る専」に近いユーザーは気にすることはあまりないのですが、可視化されることで「いっぱい表示されててすごい!」「いっぱい表示されたい!」みたいな心理になるだろうというのは理解できます。
しかし「ツイートの表示数」を水増しできる仕様が発見され話題になっています。ITジャーナリストの山口健太氏によると、ブラウザをリロードするだけで表示回数を水増しできるようです。
Twitterに加わったツイートの表示回数、同じIPアドレスからのアクセスでも回るみたい。試しに1000回増やしてみた。
— 山口健太 / Kenta Yamaguchi (@tezawaly) December 23, 2022
ひたすらブラウザリロードするだけの仕事が生み出された予感がする……! pic.twitter.com/ii3gY1uNl5
実際に試してみましたが、本当に増えました。Chromeブラウザのページをリロードする拡張機能などを入れて放置しておけば、閲覧数は勝手に増えていきます。
これで「承認欲求モンスター」になっても、水増しできるので安心ですね!